スーホルム：
ジビエやキャビアを囲んで、仲間とともに乾杯を。

ボードウォークのお散歩ついでに、ついつい寄りたくなってしまう絶好のシチュエーション。

天王洲アイルのウォーターフロントに広がる、お散歩にぴったりのボードウォーク。心地よい風が流れる、そのボードウォーク沿いに「スーホルム」はあります。日本において北欧のライフスタイルをいち早く提案した「アクタス」が運営するレストランだけあって、料理にこだわりが光るのはもちろん、インテリアやテーブルウェアも見応えがあるうえ、家具や食材のほかファッションアイテムも扱うショップ「スローハウス」も併設されています。

オープンキッチンでは、スタッフがきびきびと調理する姿も見えます。おしゃれなユニフォームにも注目。

「スーホルム」のテーマは“ギャザリング”。聞きなれない言葉かもしれませんが、“誰かと楽しくシェアすること”を意味します。だから、ここには友達や恋人、家族、または仕事仲間などとともに一緒に楽しむためのメニューが用意されているのです。

本州鹿肉と旬野菜のロースト4200円。絶妙な焼き加減の鹿肉は、噛みしめるほどに旨みがじんわりと溢れ出します。

スウェーデンやデンマークの地方料理と燻製や発酵、熟成といった日本古来の調理法を組み合わせた滋味深い料理が味わえるなかでも、特に注目したいのは、鹿肉や猪肉を用いたジビエ。運営チームのリーダー自らが狩猟免許を取得して、新鮮でおいしいジビエを探究しているということなので、そのこだわりには驚きです。

自家製シャルキュトリー盛り合わせ1300円。スモークしたローストハム、鳥レバーペースト、豚肉のリエットなど盛りだくさん。

また、ハムやパテなどのシャルキュトリーもすべて自家製、野菜も新鮮な季節のものを厳選して取り寄せています。しかもサラダは、ドレッシングを自分でつくることができるというオタノシミ付き。さらには、ベルーガやオシェトラといった高級キャビアをいただくことができるのも魅力です。

スウェーデンの伝統料理、ヤンソンの誘惑“じゃがいもとアンチョビのグラタン”900円は、濃厚なのに軽やかな口当たり。

他にも、２名分からオーダーできる盛り合わせ料理“ギャザリングプラッター”が用意されており、それらをたっぷりとオーダーして、みんなで食べるのがここでの醍醐味なのです。そして、もちろん、ひとりでゆったりと「スーホルム」を堪能できるメニューもあります。すこし時間に余裕があるときのランチには最適と言えるでしょう。

「スローハウス」には、一般的な部屋の広さを想定してリアルにスタイリングされたスペースも。

食事のあとは、ぜひ併設のライフスタイルストア「スローハウス」へ。１階には食材や生活雑貨、ファッションアイテムが、２階には家具などのインテリアが並んでいます。

「スローハウス」の２階には、北欧家具を中心にスタイリッシュなインテリアが揃っています。

スモークオイルやドレッシングなどの食材やテーブルウェアなど、一部「スーホルム」で使用している商品も購入可能です。

オリジナルのスモークオイル1500円やドレッシング700円など、食材の品揃えも充実。

また、2016年の4月から発売されたオリジナルの“ジビエ缶”は大注目のアイテム。北海道産鹿肉のフリカデラや島根県産猪肉のクスクスなど、バラエティ豊かな６種を自宅で味わうことができるのです。ホームパーティーに持って行ったり、贈り物にしたり、スペシャルメニューとして夕食に加えたり…重宝すること間違いなし。